KEN2-D SPECIAL Reality Bites
ファニー&パンキー&ガレージー&ホッコリなオルタナティブ・レゲエ&ダブ!KEN2-DSPECIALのファーストCDが遂にリリース!
TRIAL PRODUCTIONのトロンボーン奏者/MC、KEN-KENを中心としたレゲエ!? ダブ!? プロジェクトKEN2-DSPECIAL(ケンツーディースペシャル)が遂に初めてのCDをリリース!80'sダンスホールとBEASTIE BOYSから受けた衝撃を独自にトランスフォーム、徹底的にオルタナティヴなレゲエをクリエイトしてきたKEN2-DSPECIALは、KEN-KENのソロ・プロジェクトとしてキャリアをスタートしつつ、現在ライブでは、引く手あまたの人気DJとして快進撃を続けるDJ CONOMARK、渋さ知らズ他多くのバンドで活躍する超絶酔狂ギタリストの社長、そしてNEW ROOTS SOUND=URC SOUNDSYSTEMを主宰しながらZEN-LA-ROCKへのトラック提供でも知られるダブワイザーのICHIHASHIが参加し、奇天烈でオンリー・ワンな存在感は増すばかり。「GET UP AND DANCE」や「コンドルは飛んでいく」などのユニークなカバー・チューンやパンク&サイケにアレンジしたSLENG TENGリディムなど、これまでリリースしてきたアナログ7インチ・シングルは、ほとんどが即完売。今作は、今では入手困難なそれら既発音源(オリジナル+ダブ・ヴァージョン)に、未発表ヴァージョンやリミックス、初期衝動全開の超初期音源やライブ・テイクを加えたボリュームたっぷりの内容!KEN2-D製の名リディムと言える「GET UP AND DANCE」(オールドスクール・クラシックの激ユニーク・カバー)トラックにロボ宙のラップをフィーチャーした新録Ver.はLB世代直撃のリリックで今作の目玉のひとつ。2008年に大きな評価を得たコンピレーション「STRICTLY DANCING MOOD Vol.1 -FUTURE RAGGA SESSIONS-」にも収録されたSLENG TENGリディムは、鎮座DOPENESS & BUN BUN the MCをfeat.した「SLENG TENG in the U・G」のほか、パンキー・ギターが暴れまくる未発表MIXを含め計4ヴァージョンも収録。
80'sダンスホールのチープなドラムマシンの音色が生むKILLERな魅力、ローテンポ・リディムのホッコリ感を見事に捉えながらも、時にパンクなギターや随所に挿入されるSE、マイキー・ドレッドを多用した声ネタ、カバー曲のセンスなどから、オリジナルとしか言いようのないニューウェーヴ感を強烈に漂わせる。DIYなガレージ打ち込みサウンドでありつつ、選ばれた音色やダブワイズにもさりげないセンスの良さとこだわりを感じるあたり、KENKENのオールタイム・フェイヴァリットであるビースティー・ボーイズが初期ダンスホール・スタイルでレゲエをやったような…いや実際にビースティーズの初期音源であるヘロヘロ・ファニー・ダブ「Beastie Revolution」へのオマージュ曲(ほぼカバー!?)もここには収録されている。他の曲も、いま存在していればグランド・ロイヤル・レーベルからリリースされてもおかしくないような曲ばかり。
KEN2-DSPECIALは一応レゲエの体裁をとったユニット/プロジェクトだ。しかし、いわゆるレゲエ・マナーという枠から抜け出せず手法のコピーに陥ったり、安易な(アイリーな?)スピリチュアリティが邪魔をしがちな多くの自称「レゲエ・アーティスト(バンド)」と真逆のスタンスをとっていると言えるだろう。つまり、「レゲエをやること」が目的ではない。表現したい音を具現化する際に「あえて」レゲエというフォーマットを採用しているにすぎないという印象を受ける(もちろん、レゲエの持つエキセントリックさや攻撃性、笑い、酩酊感、チル感覚、それらをひっくるめて感覚的に理解し最大限に愛している前提ありきだ)。根底にはKEN-KENの幅広い音楽遍歴 --- BAD BRAINSやMINOR THREATが、ビースティー・ボーイズが、フリージャズや実験音楽が、昭和の歌謡曲が、そしてロックステディからリー・ペリーやキース・ハドソンなどのダブ~初期ダンスホールまでのレゲエが、すべて詰まっている。それでいて、懐かしさをたっぷり感じさせるオーセンティックさを持ちあわせてもいるのもまた魅力でもある。
オルタナティブな存在だが、全く難解な音ではないし、ピースな雰囲気に満ちているし、これは図らずも多くの人に受け入れられる音楽なのではないか!?面白い音を探している人にも、ハードコアなレゲエ・ファンにも、全然そうでない人にも、このサウンドを届けるために、この時代にこうしてCDとしてパッケージして発表します。